木製椅子・机のオーダーメイドをお探しなら「木製オーダーメイドチェア専門.com」

COLUMN

コラム

2018/07/31

働き方改革についての持論2(投稿者:マイケル竹若)

 

ブログネーム、マイケル竹若です。

数年前から相次いでいた大企業の不祥事。
北朝鮮情勢、ワールドカップや豪雨、オウム関連の
ニュースで話題にならなかったですが
ダイムラーでも排ガス規制逃れるため
不正ソフトを使っていたという事実が発覚しました。
また、無資格検査問題で揺れた日産自動車でも
さらに燃費、排ガスに関するデータ書き換えが
発覚しました。

あまりにも続発するので慣れてしまいそうです。
そこで、消費者としてではなく
経営者として考えてみようとおもいました。

この経営環境では、許されさる不正でも
企業の体裁維持するためには致し方が
ないのかもと思えてきます。

働き方改革で生産性革命を起こそうと政治家や
有識者が号令をかけていますが
大企業の生産現場ではオリンピック選手が
100分の一秒削る努力しているように
タクトタイムを削っています。
AIや自動化技術が発達してると言えど
まだ劇的に生産コストを下げるまでには
至っていません。

さらに資材調達コストの上昇
新興国の品質キャッチアップ。
超大国による貿易戦争。
人件費の高騰。

そういったコストを販売価格に転嫁したい
ところでしょうが、あのダイムラー・ベンツでさえ
不正を行わないと経営出来ない厳しい環境であるのに
ブランド力のない日本企業ができる訳ありません。
経営を維持するには不正に手を染めるしかありません。
品質と関係なく高価ブランド品にお金を貢ぎ
その厳しい経営環境の一端を作り出している消費者も
何が適正価格なのかナレッジをつける必要があります。

何よりも、経営者を悩ませているのは
人材の確保、育成でしょう。

メデイアでは人手不足と叫ばれています。
厳密には「使える人手不足」という
【使える】という枕詞が省略されています。
実際に私の親族に職につけなかった人が多くいます。

超売り手市場は新卒や
高度プロフェッショナルクラスや
専門職で実績がある人に限った話で
一般的には、特別なスキルやコネがない限り
男性では30代、女性では20代まで
でないと、履歴書の段階で脚切りにあいます。
最近は労働者の権利主張で人件費が上がっています。
その反面、労働者のスキルは
平均的に見て低下しているように感じられます。
元々日本人はトップダウンで強制しないと
動かない国民性を持っています。
欧米の民主的なボトムアップを形骸的に
取り入れたため、日本人は人件費が高いのに
働きが悪いコストパフォーマンスの悪い
人材を多く生み出しています。

それは、子供に「人の命は何物にも替えられない
人は生きているだけで価値化がある」という
優しさに基づいた欺瞞を教えている事に
一因があります。
実際は「人の命だけでは、給料より安い」
というのが慈悲の無い一般常識です。
社会に出れば生きているだけでは労働市場
において無価値。
生涯賃金とググると2億から3億と出ます。
命だけではその値に釣り合いません。
行動によって似合う価値を
作り出さなければなりません。
若年層に精神疾患が増えているのは
社会に出ると突然浅瀬から深みにハマったように
存在価値を否定的され自己肯定感を保てない人が
続出してる理由ではないでしょうか?
実存主義の哲学者ジャン=ポール・サルトルは
「人間は最初は何者でも無い…中略…
人間は自ら造ったところのものになる。」と説いています。
存在価値はその人の行動に依るものです。
その行動の根源には好奇心が動機になります。
しかし、大人は無自覚に子供の好奇心を
奪ってしまいます。
先日弊社で小学生向けに木工体験の
イベントがあったのですが
人によっては子供にやらせなくて
指導する方がほとんど工作を
やってしまう事がありました。
子供が可愛いため怪我させないように
主体的にやらせようとしないのか
怪我した時に責任が及ぶのを嫌う為か
人によって様々な理由が有りますが
子供の自主性を奪うのは大人です。

ではどうすれば良いのでしょうか?
過去のトップダウン的な経営手法を戻しても
作れば売れる大量生産の時代と違い
個人個人のパフォーマンスは上がりません
そもそも、その時代に合ってない経営手法
を温存した結果、日本社会が世界経済の
プレゼンスを失いました。
また長く同じ会社同じ部署に務めると言う事も
弊害を生み出します。
私の職場は年配の方が多いのですが以前に
下色が濃く出たことによりクレームがありました。
年配の方々が下色を担当しているのですが
私がチェックを怠ってしまった事と
色の確認をとってくれる方が病欠したため
スルーされ最終工程まで来て期限も迫ってたため
そのまま出荷されてしまいました。
コミュニケーション改善のため
部署での朝ミーティングを行うように
会議で決めたのですが
私より先に勤めている年配の方は
中々参加してくれません。
一方で私より後に入社した年配の方は
声をかけるとさっと集まってくれます。
弊社は人により出勤時間がバラバラで
私より後に勤めている年配の方は
9時00分からの出勤で
私より先に勤めている年配の方は
8時15分より仕事をしているので
手を止めたくないという
理由もあると思いますが声を掛けても
なかなか集まってくれません。
長く同じ職場に居ると傲慢さが出てきます。

最近、裁量労働制や副業、複業が注目されています。
裁量労働制はいわば労働の定額制で
毎日フルタイムで働く必要はなく
業務の進捗状況に応じて早く退勤できる制度
で仮にみなし労働時間が1日8時間だとすると
実際に6時間働いても10時間働いても
処理上は「8時間働いた」ということになります。
みなし労働時間を決めるために
会社側と労働者側 (労使)が労使協定を結ぶ必要性があります。
勤怠管理を労働者側に委ねる制度で一見すると
労働者にやさしいように思える制度ですが
労働組合が業種ではなく企業ごとに作られて
大企業に強くモノを言えない仕組みになっていたり
労使交渉のリテラシーがない日本の労働者では
過重労働を助長すると危惧される制度です。

副業は本業があってその収入では
苦しいため補助として働く意味合いが強いですが
複業の方は複数の仕事を掛け持ちするため
どれもが本業といえる働き方です。

裁量労働制と複業。この二つの制度が話題になる背景には
労働者が企業に従属するのではなく主体性を持って
働くべきという社会の要請があるのでしょう。
正社員にしても非正規よりその立場としての
責任を果たしている方は私の経験上
10人に1人いるかいないかだと思われます。
働きに似合う報酬を公正な社会が実現するよう
強く願います。
大企業の経営者の方々はその肩に日本の国益や
幼いあかちゃんの笑顔がいつまでも続く社会を実現
させる重責があることを実感していただきたいです。
また政治家の方も性的少数者など社会的弱者に
国益にかなわないからと切り捨てるような政策をとるのではなく
持てる者が果たすべき義務「noblesse oblige」が何か
胸に当てて考えてほしいです。

以上。

一覧に戻る

  • よくあるご質問
  • お問い合わせ

ACCESS

アクセス

会社名
木製オーダーメイドチェア専門.com
住所
〒497-0004 愛知県あま市七宝町桂西塚79
電話
0120-354-413(フリーダイヤル) 
052-444-6066

木製オーダーメイドチェア専門.com

当社は、実績豊富な木製のオーダーメイドチェア専門工場です。
理想のサイズや好きな素材でつくりたい、お店の空間に似合う椅子がほしい、まとめて購入したいなどいった要望にも幅広く対応しております。経験豊富な職人たちの手で、良質で安心な製品をお作りいたします。

ページの先頭へ