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2018/09/30

モチベーションについて2(投稿者:マイケル竹若)

ブログネーム、マイケル竹若です。
前回のブログでモチベーションは認知バイアスが関わるという事を書きました。
うまくまとめられなかったので改めてモチベーションについて考察してみたいと思います。

ツイッターをやっていると参考になりそうな別の本をたまたま見つけたので紹介したいと思います。

「エンジニアリング組織論への招待」広末大地著
この本はシステムエンジニアの方がシステム設計をする際のノウハウを
組織マネジメントに応用し解説された本です。

エンジニアリングの本質は不確実性を下げる事と解説されています。
不確実性を下げるということは
情報を生み出す事
要はコミュニケーションの問題と言えます。

一般的にコミュニケーションといえば好感度キャンペーンを指す事が多く
問題について、意見を交わし討論することは含まれないように思います。

そもそも、コミュニケーションという言葉は英語です。
日本語で適切にいい表す言葉がないので日本人は本質的な定義を理解できないのかも知れません。
私が思うに管理職がマネジメントがしやすいように扱いが楽な人材を選別する言葉だと思われます。
英語ではコミュニケーションの手法でディベート、ディスカッション、セッション、ミーティング、トーク、カンバゼ―ションと多岐にわたります。
日本では場面によって使い分けの意識が低い場合があります。

 

ディベート、ディスカッション日本語訳では同じ討論ですが
ググると

 

ディスカッション(Discussion)は、話し合い、議論です。 自分の考えをもとに同じ考えや他の考えの人と、考えを深めたり説得したりします。

ディベート(Debate)はゲームです。 自分の考えに関係なく、命題に対する賛成や反対の立場が決められ、その立場に立って、相手を言いくるめる論法や話法を考え対戦します。

と出ました。
日本の場合様々な職場を経験したところ、議論はなれ合いになるか気に入らない人を罵倒する場になりやすいです。

持論待終わりにして本の紹介に入ります。
組織マネジメントをシステムエンジニアの視点と認知心理学、哲学の分野から解説している本です。
かいつまんで説明するとエンジニアリングは不確実性を下げる事
不確実性を下げる事は情報を生み出すこと
情報を生み出すことは論理的思考の盲点を把握すること
論理的思考は事実と意見を区別し感情にとらわれず判断すること。

うーん。(゜_゜)ここまできて、なかなか難しい。

この本を読んでいて日頃コミュニケーションを経験則たより過ぎているなと感じました。

興味深い寓話としてカレーの寓話が記述さてていました
2人の登場人物がいて一方はおいしいカレーのレシピを知っているがカレーを作れない
もう一方はカレーを作れるがおいしいカレーのレシピを知らない
お互いが相手に配慮し慮り一方的に行動したことの結果まずいカレーが出来上がる
という話です。
情報の非対称性が招く悲劇を比喩しています。
会社に例えると営業の部署は営業利益を気にして仕事をします
マーケティング部門は顧客、会員の増加を気にします。
カスタマー対応をしている部署は顧客満足を気にします。
どこに資本を投入するか討論になります。
同じように会社をよくすることがいざこざを生みます。
ここで論理的に思考し数字で成果を試算し
短期的成果を求めるタームなのか、長期的成長に投資するフェイズなのか
論理的思考が求められますが日本企業では多くは部署同士の政治的駆け引きや
経営者の直感に頼る場面が多いです。

 

結局のところモチベーションは承認(アクノレジメント)がかかわるそうです。
例えば一流の歌手に手弁当で歌ってくださいといえば自尊心を傷つけモチベーションを下げるが
社会貢献として無償で災害で被災した人を慰問してくださいと言えばモチベーションは下がりにくいでしょう。
金銭が必ずしもモチベーションにつながらないということです

この本を読んでこういった内容を義務教育のカリュキラムに取り入れてほしいところです。
以上。

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